ご挨拶
DPC マネジメント研究会にもコロナ禍の影響がおとずれ、多くの皆さんがご存知のように
9月の研究会はキャンセルしました。今後も研究会で大規模に行うのは、年に一回1月として、
以前から要望が多かった実務的な内容を頻回に行っていこうということで、
2020年12月にその会を行います。

既に多くの参加者がおられ、実務的な内容への関心が高いことが伺えます。
一方年に一回となった研究大会では、 DPC も含めて今後の医療の方向性を占うような
形の内容と病院経営につながる各論という二本立てで行っていきたいと思っております。

言うまでもなく、大きな流れとして医療の IT 化およびそれに伴うデータ化があり、
DPC に限らず大きな潮流となっていることは皆様方ご存知の通りです。
地域医療構想なども厚労省のデータに基づき2019年の9月には病院のリスト化まで行われました。

そこで、今回の研究会においても、前半には、この間まで厚生労働省の医療政策の
まとめ役であられました鈴木先生に大きな方向性を示しいただき、その後 IT 各論と
総論両論として兵藤先生をお呼びしております。

その後、地域医療構想について、DPC について、あるいはデータ分析についてという内容で
お話を伺う予定です。本講演会が皆様にもお役に立つと確信しておりますので多くの方の
ご参加をお待ちしております。

学術会長　真野 俊樹